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平成30年度決算について

平成30年度決算は、令和元年5月24日の理事会において決定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。

学校会計

 事業活動収支計算書における教育活動収入は、184億500万円で対予算7億3300万円増となりました。経常費等補助金が、文科省の「私立大学等改革総合支援事業」に採択されたこと等により3億1600万円増加したこと、大学の受託研究料収入の増加等により付随事業収入が1億1200万円増加したこと、大学の志願者数増加等により手数料収入が1億4200万円増加したこと等によります。教育活動支出は、178億8800万円となり、2200万円増加しました。主に人件費が退職給与引当額の増加により1億600万円予算を上回ったこと、委託費等の減少により管理経費が6600万円予算を下回ったこと等によります。教育活動収支差額は5億2400万円の収入超過となり、対予算7億1100万円増加となりました。

 また、教育活動外収支差額は4億3900万円の収入超過となり、対予算7000万円増加となりました。教育活動収支と教育活動外収支を合算した経常収支差額は9億6300万円の収入超過となり、対予算7億8100万円増加となりました。特別収入は虹ヶ丘土地売却差額4億4200万円等により5億9100万円となりました。特別支出は都市大世田谷キャンパス旧校舎、機器備品等除却による資産処分差額2億8800万円となり、特別収支差額は3億200万円の収入超過となりました。

 経常収支差額に特別収支差額を加えた基本金組入前当年度収支差額は、12億6600万円の収入超過となり、基本金8億1800万円を組入後の当年度収支差額は4億4800万円の収入超過となりました。基本金取崩額は1億1600万円となりました。

収益事業会計

 五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営しています。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。

 収益事業の営業収益は18億5300万円、営業費用は16億7900万円となり、営業利益は1億7400万円となりました。営業外収支を加えた経常利益は1億8000万円となりましたが、学校会計繰入金を2億1500万円計上したため当期純損失は3400万円となりました。

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