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平成25年度予算について
平成25年度予算は、平成25年3月13日の理事会において別表のとおり決定いたしましたので、その概要を平成24年度予算と対比して説明いたします。
1.消費収支予算書
【消費収入の部】
学生生徒等納付金は、学生生徒数の減少により1億200万円減の134億1200万円を見込んでおります。等々力中高において平成24年度高校3年生の卒業に伴い生徒数が減少することなどにより、学生生徒総数では269名減の11,969名となる見込みです。
補助金は21億3600万円となり、2億4000万円減少の見込みです。国庫補助金は定員超過に対する減額率が上昇すること、都道府県補助金は補助単価の減少等、主に外部要因の影響によるものです。
資産売却差額は土地売却分22億5600万円を計上しております。
事業収入は、東急自動車学校の教習料等14億800万円、大学の受託事業等2億2600万円など17億2800万円を見込んでおります。
以上により帰属収入合計は、212億9300万円となります。
施設設備の取得などによる基本金組入額合計は、大学世田谷キャンパス新1号館第二期工事などの施設設備関係支出額42億6300万円となります。
基本金組入後の消費収入の部合計は170億2900万円の予算となります。
【消費支出の部】
人件費は専任教職員数801名、兼務教員数426名により93億5100万円を計上しております。
教育研究経費は56億1100万円を計上しており、建物除却費等の減により前年度予算より9800万円減少しております。
管理経費は23億6600万円となり、修繕費、広報費等の減により前年度予算より1億7600万円減少しております。
以上により消費支出の部合計は174億6000万円となります。
帰属収入合計から消費支出合計を差し引いた当年度帰属収支差額は38億3200万円の収入超過となりますが、基本金42億6300万円を控除後の当年度消費収支差額は4億3000万円の支出超過の予算となっております。
2.資金収支予算書
【資金収入の部】
消費収支予算書と同内容の科目は説明を省略いたします。
資産売却収入35億9600万円は、土地売却による24億3100万円および、有価証券の満期償還等によるものです。
借入金等収入17億円は、校舎建設資金として日本私立学校振興・共済事業団からの借入を計上しております。
前受金収入27億300万円は、授業料等前受金の増加などで2億6000万円増加する見込みです。
その他の収入には、私大退職財団未収収入等、前期末未収入金収入として9億100万円を計上いたしました。
以上により当年度資金収入は248億5200万円であり、前年度繰越支払資金56億1000万円を加えました収入の部合計は304億6200万円の予算となります。
【資金支出の部】
人件費支出は92億7400万円を計上しております。うち退職金支払支出は4億6100万円となります。
教育研究経費支出は36億9300万円、管理経費支出は20億300万円となっております。
施設関係支出は50億6200万円を計上しております。主な施設計画は、平成22年度から継続して建設中の東京都市大学世田谷キャンパス新1号館の第二期工事に16億7200万円、塩尻高校新校舎建設に9億6600万円などを予定しております。また、校地の買収のため22億5300万円を計上しております。
設備関係支出は6億5000万円計上しております。主な設備計画は、世田谷キャンパス水路関係工事3000万円、ハイブリッド発電設備3000万円、教育研究用実験・実習設備の総合的リニューアル3000万円、横浜キャンパスAV関係機器更新3300万円等を予定しております。
資産運用支出は、主に有価証券買い替え支出を計上しております。
以上により当年度資金支出は239億3700万円となり、次年度繰越支払資金65億2400万円とした支出の部合計は304億6200万円の予算となります。